
当法人は、在宅医療の普及および振興に努め、国民が在宅医療を享受し、 望めば人生の最期まで安心し て在宅で療養生活できるよう、これらを医療から支援できるシステムを構築し、 質の高い在宅医療の実 践のため、調査研究、 在宅療養を支援する医療施設を運営する医師の育成や在宅医療に関わる相談、 在 宅医療の普及推進のために必要な以下の活動を行なう。
少子高齢化、要介護認定者の増加、単独世帯の増加、医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ高齢者の増加など、社会構造そのものが大きく変化する中で、疾病を抱えても高齢者ができるだけ住み慣れた地域で自分らしい尊厳ある暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、国、都道府県の支援のもと市町村が主体となって、地域の医師会等と連携のもと「地域包括ケアシステム」の構築が推進されています。
宮崎市郡医師会では、在宅医療の推進が重要であるとの理解から、平成26年4月に立ち上げた「在宅医療推進委員会」を転身させ、平成29年4月に「宮崎市郡在宅医会」を発足しました。令和2年6月に「宮崎市郡医師会地域包括ケア推進センター」が設置されたことを受け、宮崎市郡医師会内に事務局を置き、在宅医療の推進のため、さまざまな活動をしています。
これまで在宅医療の知識やスキルの習得を目標に、研修会も積極的に開催し、多職種との協働も諮って参りました。“ほぼ在宅、ときどき入院”という言葉に代表されるように、在宅医療の提供を受ける患者が増えてくる一方で、核家族化による介護不足などを始めとした多くの背景因子が重なり、施設に入所する人も多く、在宅や介護施設での医療提供や看取りが増え続けています。
それぞれの地域性を踏まえながら医療・介護の関係機関が密に連携し、多職種協働による在宅医療・介護連携体制を構築することがより重要となり、郡市医師会にはその中心的な役割が期待されています。地域包括ケアシステムの構築には医療・介護・福祉の分野でコーディネートできる医師が求められており、ひとりのスーパー医師より、多職種協働によって提供される在宅医療が機能するシステムが、各郡市レベルで創生されることが大切であると考えます。
今後も宮崎市郡在宅医会は、在宅医療に関わる医師の知識向上支援に努め、情報交換を行い、医師同士の負担を軽減するとともに、多職種との連携によって住み慣れた地域で本人の望まれる医療を最期まで提供できる体制を構築することを目的に活動を続けて参ります。
当法人は、在宅医療の普及および振興に努め、国民が在宅医療を享受し、 望めば人生の最期まで安心し て在宅で療養生活できるよう、これらを医療から支援できるシステムを構築し、 質の高い在宅医療の実 践のため、調査研究、 在宅療養を支援する医療施設を運営する医師の育成や在宅医療に関わる相談、 在 宅医療の普及推進のために必要な以下の活動を行なう。